「寝ながらプロジェクター」事業化分科会の開催案内
人材活用事業部は新事業をプロデュースしています。
さて、7月6日のAIR(AI+IoT+Robotics)事業化検討会#15で会員の松崎さん発案の「寝ながらプロジェクター」を事業化する方向で合意されました。このため、事業化を具体的に検討する分科会を発足します。勉強会ではなく事業化を実現して成功報酬を分配するための活動です。
7月24日(月)午前10時よりZOOMで開催しますので、参加希望者はこのメールの返信で藤川へ連絡願います。「寝ながらプロジェクター」(または「ベッドサイド・プロジェクター」)の概要については、下記のURLを参照願います。
https://youtu.be/lcE9PehqdUA
ベッドで上向きに寝ながらパソコンを使って仕事を行う、あるいはテレビを寝転んで見ることができます。松崎さんとしては、下半身マヒなどでベッドに寝たっきりになりながらパソコンとインターネットを使って必死に仕事を行っている人達の助けになりたいと考えて発案し、特許出願しました。壁や天井に投射する小型プロジェクターは多くありますが、上向きに寝ながら仕事に使える小型プロジェクターは未だありません。ニッチな市場ですが、社会貢献になりますので、社団J-SCOREとして事業化のプロデュースを行います。
【発案者の松崎さんからの要望】
面白そうなネタですので、寝ながらパソコン作業以外の応用を考えたくなりますが、12年前の経験では寝ながらテレビ→一般ユーザー向け→値段を安く→低価格プロジェクタ→画質そこそこで、寝ながらパソコン作業者には受け入れられず、値段も中途半端で一般ユーザーにも売れず、という経緯がありました。
従って今回は、ユーザーを寝ながらパソコン作業者に限り、数は少なくても確実に作業ができるもの、という位置づけは変えたくありません。仕事で使う業務用モニターは市販テレビよりも高くても売れているのですから、その世界を目指したいと思います。
ゆえに分科会では、現在の課題すなわち1)これをビジネスにしたい事業者が見つからない、2)プロジェクターやカメラの安定供給先が無い、3)軽くて頑丈なスクリーンを作る方法、4)ソフトウエアの改良に集中したいと考えています。
具体的に各課題は以下の通りです。
1)これをビジネスにしたい事業者が見つからない
①意思伝達装置メーカー:
オリヒメアイ プラス スイッチ https://orihime.orylab.com/eye/ (株)オリィ研究所・資本金1億、分身ロボットOriHimeなど
miyasuku EyeConSW https://www.e-unicorn.co.jp/miyasuku-eyeconsw (株)ユニコーン・資本金1000万円
②病院テレビ関連企業:ホスピタルネット、
辺りを考えていますが、これら以外にこんな企業はどうか、という提案があればお願いします。
2)プロジェクターやカメラの安定供給先が無い
現在使用しているプロジェクターやカメラはいずれもアマゾンから購入したものですが、半年後に同商品をクリックするといずれも在庫ゼロで、量産化ののめどが立ちません。そこで、中国製のプロジェクターやカメラの動向(現在このようなラインアップがある、いつ頃、どのような仕様・価格で販売されるか、日本向け仕様変更は可能か、企画段階から提案できるか等)に詳しくて安心な商社があれば、ご紹介いただきたい。ちなみに、12年前のプロジェクターは韓国LG製で、商社は加賀電子でした。(加賀電子の社内展示会には一度出展)
3)軽くて頑丈なスクリーンを作る方法
サイズは33インチですが、重さは100gでこれ以上重くなると製品本体の重量が増加し取り扱いが不自由になります。現状は厚さ1mm幅5mm(ところどころ20mm)長さ711mm(最大)のアルミ板を曲げて、紙を貼りつけていますが、量産化できそうな感じがしません。発泡スチロールで成形すれば安価にできると思いますが、金型代を考えるとそう簡単に行けないような気がしています。どちらかというと、ひらめきが必要かもしれませんので、飛んだ提案大歓迎です。
4)ソフトウェアの改良
コンピュータボードはラズベリーパイ4を用い、アプリケーションはpythonで作成していますが、顔向きの認識が遅いとか、回転動作中の加速度センサー読取精度が悪いとか、どちらかというと高専生のロボコンみたいな話題で悩んでいます。お助けを。
ということで1)~4)について提案のある方は、ぜひ分科会へのご参加をお願いいたします。最新の動画はhttps://youtu.be/lcE9PehqdUA です。
よろしくお願いいたします。