2022年2月から公募される補助金・支援金

令和3年度補正予算の概要
参照情報: https://www.meti.go.jp/main/yosan/yosan_fy2021/hosei/pdf/hosei_yosan_pr.pdf
 2021年12月20日に成立しました補正予算に基づき、中小企業庁では下記の補助金や支援金を2月以降に順次公募していきます。

令和3年度補正予算(中小企業庁 補正予算額:3兆8,594億円)
 中小企業関連の主要事業を以下に列挙します。
 社団J-SCOREでは、補助金申請支援を完全成功報酬制で行っています。つまり、申請が終わるまでは無料で支援し、採択通知を受けた場合に成功報酬を支払って頂きます。
 申請をお考えの方は、社団J-SCORE人材活用事業部事務局へメールで問い合わせ下さい。相談は無料でいつでも受け付けています。
人材活用事業部事務局のメールアドレス: expert@j-score.or.jp

【中小企業生産性革命推進事業 補正予算額:2,001億円】
○中小・小規模事業者の設備投資、販路開拓、IT導入、事業承継等を支援します。
○グリーン・デジタルなど成長投資の加速化に対応する特別枠(「中小企業グリーン・デジタル投資加速化パッケージ」)や賃上げ等の事業環境変化に対応するための特別枠を設け、補助率や上限額を引上げました。
参照情報:
https://mirasapo-plus.go.jp/wordpress/wp-content/uploads/2021/12/24181419/R03_jigyosya-leaflet-03.pdf

①ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス補助金): 最大2000万円の設備投資補助
1.1 0 次公募(2月中旬に公募開始予定)から変更となる主要な点
〇赤字など業況が厳しい中でも、賃上げ等に取り組む中小企業向けに特別枠を創設し、優先採択や補助率引上げを行います(最大1,2 5 0万円、補助率2 / 3)。
〇グリーン・デジタル分野への取組に対する特別枠を創設し、補助率や上限額を引き上げます( (グリーン枠)最大2,000万円・ (デジタル枠)最大1,250万円、補助率2/3)。
2.補 助 対 象 : 革新的製品・サービスの開発又は生産プロセス等の改善に必要な設備投資等
3.補助金額・補助率

申請類型 補助上限額 (※1) 補助率
通常枠 750万円、1,000万円、1,250万円 1/2(※2)
回復型賃上げ・雇用拡大枠(※3) 2/3
デジタル枠
グリーン枠 1,000万円、1,500万円、2,000万円

(※1)従業員規模により異なる
(※2)小規模事業者・再生事業者は2/3
(※3)給与支給総額を年率平均1.5%以上増加かつ事業場内最低賃金を地域別最低賃金より30円以上引き上げる赤字事業者が対象

②事業承継・引き継ぎ補助金: 最大600万円の事業承継・引き継ぎに係る取り組みを補助
1.2022年で変更となる主要な点
〇事業承継・引継ぎに係る取組を、年間を通じて機動的かつ柔軟に支援します。
2.補助対象:
・事業承継・引継ぎ後の新たな取組に関する設備投資等
・ 事業引継ぎ時の専門家活用費用等
・事業承継・引継ぎに関する廃業費用等
3.補助金額・補助率

補助上限額 補助率
150 万円~ 600 万 円 1/2 ~ 2/3


③IT導入補助金: 最大350万円のITツール導入補助
1.2022年で変更となる主要な点
〇インボイス制度への対応も見据えたITツールの導入補助に加え、PC等のハード購入補助等を行います。
2.補助対象:ITツール(※)、PC、タブレット、レジ等 
       (※) 会計ソフト、受発注システム、決済ソフト等
3.補助金額・補助率

申請類型 補助上限額 補助率
ITツール(※) ~50万円 3/4
50~350万円 2/3
PC、タブレット等 10万円 1/2
レジ等 20万円 1/2

(※) 会計ソフト、受発注システム、決済ソフト等

④持続化補助金: 最大200万円の販路開拓等補助
1.2次公募で変更となる主要な点
〇赤字など業況が厳しい中でも、賃上げ等に取り組む事業者や、事業規模の拡大に取り組む事業者向けに特別枠を創設し、補助率や上限額を引き上げます。([成長・分配強化枠]最大200万円、補助率原則 2/3 (赤字事業者の場合には3/4))
〇後継ぎ候補者が実施する新たな取組や創業を支援する特別枠、免税事業者からインボイス発行事業者に転換する場合の環境変化への対応を支援する特別枠を創設し、上限額を引き上げます。([新陳代謝枠] 最大200万円・[インボイス枠] 最大100万円、補助率 2/3)
2.補助対象: 小規模事業者が経営計画を作成して取り組む販路開拓等
3.補助金額・補助率

申請類型 補助上限額 補助率
通常枠 50万円 2/3
(成長・分配強化枠の一部の類型において、赤字事業者は3/4)
成長・分配強化枠
(賃上げ(事業場内最低賃金を地域別最低賃金より30円以上引き上げる事業者が対象)や事業規模の拡大)
200万円
新陳代謝枠
(創業や後継ぎ候補者の新たな取組)
200万円
インボイス枠
(インボイス発行事業者への転換)
100万円

 

【中小企業等事業再構築促進事業 補正予算額:6,123億円】
●事業再構築補助金: 
1.主な補助対象要件
① 2020年4月以降の連続する6か月間のうち、任意の3か月の合計売上高が、コロナ以前と比較して10%以上減少していること
② 事業再構築指針に沿った事業計画を認定経営革新等支援機関と策定すること(補助額3,000万円超は金融機関も必須) 等
2.補助金額・補助率

申請類型 補助上限額 (※1) 補助率
最低賃金枠
(最低賃金引上げの影響を受け、その原資の確保が困難な特に業況の厳しい事業者に対する支援)
500万円、1,000万円、1,500万円
(※2)
中小3/4、
中堅2/3
回復・再生応援枠
(引き続き業況が厳しい事業者や事業再生に取り組む事業者に対する支援)
通常枠
(事業再構築に取り組む事業者に対する支援)

2,000万円、4,000万円、6,000万円、
8,000万円
(※2)

中小2/3、
中堅1/2
(※3)
大規模賃金引上枠
(多くの従業員を雇用しながら、継続的な賃金引上げに取り組むとともに、従業員を増やして生産性を向上させる事業者に対する支援)
1億円
グリーン成長枠
(研究開発・技術開発又は人材育成を行いながら、グリーン成長戦略「実行計画」14分野の課題の解決に資する取組を行う事業者に対する支援)
中小1億円、
中堅1.5億円
中小1/2、
中堅1/3

(※1)補助下限額は100万円
(※2)従業員規模により異なる
(※3) 6,000万円超は1/2(中小のみ)、 4,000万円超は1/3(中堅のみ)
3.補助対象経費
建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、専門家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、広告宣伝・販売促進費、研修費(一部の経費については上限等の制限あり)
参照情報: https://jigyou-saikouchiku.go.jp/pdf/hoseiyosan_gaiyou.pdf

【事業復活支援金 予算額:2兆8,032億円】
●事業復活支援金: 30万円~250万円を支給
新型コロナウイルス感染症により大きな影響を受ける中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主に対して、地域・業種を限定しない形で、来年3月までの見通しを立てられるよう事業規模に応じた給付金を支給する。
詳細はJ-SCOREの下記のURLを参照願います。
https://j-score.or.jp/archives/6532

補助金・支援金申請に関心のある方は、社団J-SCORE人材活用事業部事務局へメールで問い合わせ下さい。
相談は無料でいつでも受け付けています。
人材活用事業部事務局のメールアドレス: expert@j-score.or.jp